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4人家族の間取り13選|4LDKで迷わない1階の部屋の使い方

4人家族の間取りを調べると、「3LDK〜4LDK」「30〜40坪程度」という目安がすぐ出てきます。ただ、その条件に当てはまるプランは多く、数字だけでは自分たちに合う間取りまで絞り込めません。

分かれ目になるのは、1階にある4.5〜6帖の部屋の使い方です。玄関につなぐのか、LDKの隣に置くのか、それとも独立させるのか。帰宅後の動線や収納の位置も、毎日の過ごし方を左右します。

サンワ開発が公開している4LDKの13件を、独立した個室、客間や家事空間、帰宅動線と収納、家族の居場所という目的別に比べます。

この記事でわかること
  • 13件に共通する形と、暮らしが分かれる比較軸
  • 目的別に見た13件の特徴
  • 希望から近いプランを見つける手がかり
  • 見学や打ち合わせで確認したいこと

目次

13件に共通する形と、間取りを比べる3つの軸

4人家族の間取りは、3LDK〜4LDK・延床30〜40坪程度がひとつの目安です。今回扱う13件も、1階にLDKともう1部屋、2階に洋室2部屋と主寝室がある4LDKを基本とし、延床面積は35坪から38.6坪に収まります。

項目 13件での広さ
延床面積 35坪〜38.6坪
LDK 18帖〜24.5帖(20帖前後が中心)
1階のもう1部屋 4.5帖〜6帖
主寝室 7帖〜11帖(広さが載っているのは7件)

※この記事の比較は、サンワ開発の間取り一覧で公開されている個別ページの情報にもとづきます。延床面積は推定値です。広さや部屋のつながり方は、公開情報で確認できる範囲だけを扱っています。

共通条件が多いぶん、候補を分けるのは次の3点です。

  • 1階のもう1部屋:独立した寝室、玄関から入れる客間、LDK隣の居室、家事に使う部屋のどれに近いか
  • 収納と動線:玄関・LDK・水回りのどこで物をしまい、帰宅後にどう動くか
  • 2階の使い方:子ども部屋に加え、書斎・室内干し・広い寝室など何を置くか

この3点をもとに、13件を目的別に分けます。

1階に独立した個室を置きたいときの3つの間取り

来客との兼用ではなく、1階に独立した個室を確保したい。そんな場合に比較しやすいのが、次の3つです。

いずれも1階に6帖の部屋があります。今すでに独立しているか、後から独立させられるかの違いはあります。

中庭のある暮らし+独立和室の4LDK|独立洋和室6帖に、中庭とリビング収納を組み合わせる

こんな家族向け:1階に独立した和室を置きながら、緑を眺められるスペースも諦めたくないご家庭。

1階の独立洋和室6帖を将来の生活拠点にしながら、中庭とリビング収納も欲しい。そんな希望に向いた4LDK+Sです。延床は37坪(推定)。資料では「老後は1階で生活を完結できる独立和室プラン」と説明されています。

1階の構成には以下の特徴があります。

  • LDK18帖と独立洋和室6帖
  • 洗面脱衣3帖とリビングクローゼット
  • 植栽を植えられる中庭スペース

LDK18帖は、13件の中でいちばんコンパクトです。そのぶん中庭スペースとリビングクローゼットが加わります。限られた敷地でも緑を感じたいという要望を軸にしながら、家事動線と収納量も確保した組み立てです。

2階は洋室6帖×2、寝室9帖、WIC。今必要な個室は2階に、将来の生活拠点は1階に、という考え方です。和室をフローリングにして洋室へ変える案や、1階中央の廊下部分にあるリビング収納を2帖へ広げてファミリークローゼット相当にする案も示されています。

独立した和室に加え、中庭や1階の収納とのバランスを見たい方に向いています。

全居室南向き、独立和室のある北玄関プラン|独立洋和室6帖と20帖LDK、2階はWIC2か所

こんな家族向け:全部屋の日当たりと、独立した和室、2階の収納量をまとめて確保したいご家庭。

独立洋和室6帖と20帖のLDKを両立させた、北玄関の4LDK+Sです。延床は38坪(推定)。全部屋が南向きで、各部屋とも6帖以上を確保しています。

1階の構成には以下の特徴があります。

  • LDK20帖と独立洋和室6帖
  • 玄関1.5帖と洗面脱衣3帖

この6帖は「老後は1階で生活も視野に」と想定された部屋です。東側の壁を2本引き戸に変えて、リビング併設の洋和室にする案もあります。独立させたまま使うか、リビングとつなげて広く使うか。どちらも検討できる形です。

2階は洋室2室、寝室、WICが2か所。推しポイントには「寝室にワークスペースで在宅ワークも」とあり、そのワークスペースをWICの拡張に充てる提案も示されています。

6帖の独立居室と20帖のLDKに加えて、2階の収納量も欲しい。そんな希望がある方に向いています。

勾配天井寝室・全居室南向きの北玄関プラン|L字の20帖LDKと6帖洋和室、土間収納

こんな家族向け:LDKの開放感を優先しながら、1階にも6帖の部屋を残したいご家庭。

L字型の20帖LDKと6帖の洋和室を組み合わせた4LDKです。延床は38坪(推定)。LDKをL字型にすることで、サンワ開発の特徴でもある化粧梁をダイニングまで伸ばせる設計になっています。全部屋が南向きで、2階の寝室は勾配天井です。

1階の構成には以下の特徴があります。

  • L字型のLDK20帖と洋和室6帖
  • 玄関1.5帖と洗面脱衣3帖
  • WIC
  • 玄関側の土間収納

6帖の和室を独立和室にして老後の夫婦の部屋にし、あわせてテレビとダイニングの位置を入れ替える案も示されています。同じ6帖でも、後から独立した部屋に変えられる点が、先の2件との違いです。

2階は洋室2室、勾配天井の寝室、WIC。キッチンを手元が隠れる造作キッチンへ変える案もあります。

LDKの開放感を確保しつつ、1階に6帖を残し、独立させるかどうかは後から決めたい方に向いています。

来客や家事にも回せる部屋が欲しいときの3つの間取り

残りのプランにも1階のもう1部屋はあります。ただ、先ほどの3つとは役割が違います。

今は客間として使い、将来は寝室に変える。使い道をひとつに決めず、日常的に使える洋室にする。このように、1階の部屋に持たせる役割はそれぞれ違います。部屋の名前だけで候補から外さず、どう使いたいかを軸に考えると候補を残しやすくなります。

L字のLDKと独立和室の家|玄関から直接入れる4.5帖と、20.9帖のL字LDK

こんな家族向け:急な来客を、LDKを通さずに通したいご家庭。

玄関ホールから直接その部屋へ入れる4.5帖と、20.9帖のL字LDKを組み合わせた4LDK+Sです。延床は36.5坪(推定)。13件の中で、玄関から直接その部屋へ入れると明記されているのはこの1件だけ。資料でも「客室としても活躍します」と紹介されています。

1階の構成には以下の特徴があります。

  • LDK20.9帖と洋和室4.5帖
  • 玄関2帖と洗面脱衣3帖
  • WIC

キッチンからリビングダイニングを見渡せる配置です。急な来客でもLDKを通さずに案内できるため、客間として使いやすい形です。4.5帖はLDKの延長や客間として使いやすい一方、独立した寝室としては6帖のプランよりコンパクトです。

2階は洋室6帖×2、寝室8帖、WIC、3帖の畳コーナー。この畳コーナーを、廊下から家族で使えるファミリークローゼットに変える案があります。1階側では、洋室4.5帖の部分を広い玄関ホールと土間収納に変える案、リビングクローゼットをワークスペースに変える案も示されています。

今の来客対応を優先しつつ、1階の部屋の使い道は後から変えたい場合に向いています。

2WAY玄関で帰宅動線のいいお家|玄関から2方向へ、リビング隣の5帖は和室にも寝室にも

こんな家族向け:子どもに手洗いを促しやすく、1階の部屋の使い道は後から決めたいご家庭。

玄関からリビングと洗面の両方へ行ける2WAYスタイルの4LDKです。延床38.6坪(推定)は、13件の中でいちばん広い数字です。帰宅してすぐ手を洗う流れをつくれます。

1階の構成には以下の特徴があります。

  • LDK21帖と洋和室5帖
  • 玄関2帖と洗面脱衣2.7帖

リビングに隣接する5帖の居室は、資料でも「和室にも寝室にもなる万能な間取り」と紹介されています。5帖台は4.5帖と6帖のあいだにあたり、来客時にも家事にも使いやすい広さです。この部屋を扉なしの3帖の畳コーナーへ変え、あわせて洗面を広げる案もあります。

2階には洋室6帖が2室、寝室8帖、ホールの室内干しスペースがあります。寝室を広げて収納をWICにする変更例も示されています。

子どもに手洗いを促しやすく、1階の部屋の役割は後から決めたい。そんな希望に向いています。

3つのWICを備えた収納たっぷりの4LDKプラン|まとまった水まわりと、様々な用途に使える5.7帖の洋室

こんな家族向け:1階のもう1部屋を和室と決めず、使い道を自由に残しておきたいご家庭。

13件の中で唯一、1階のもう1部屋が和室ではなく洋室になっている4LDKです。延床は38坪(推定)。資料では、この5.7帖の洋間を「様々な用途で使用できる」部屋として紹介しています。

1階の構成には以下の特徴があります。

  • LDK19.2帖と洋室5.7帖
  • 洗面脱衣3帖
  • WIC

水まわりがひとまとまりになっているのも特徴です。洗面と脱衣室を分けて、家族それぞれが使いやすいようにする変更例もあります。

2階は洋室2室、寝室、WIC。2階の納戸とクローゼットをまとめて部屋を増やす提案も示されています。

畳の客間より、用途を限定しない日常使いの部屋が欲しい方に向いています。

帰宅後の動きと片づけをラクにしたいときの4つの間取り

部屋の数や広さが似ていても、片づけやすさや動きやすさはプランごとに差が出ます。

玄関でコートと靴を受け止めるか、帰宅後そのまま洗面へ行けるか、洗濯物をキッチンのそばで扱えるか。毎日くり返す動きなので、この数歩の差が積み重なります。

回遊動線とたっぷり収納の家|帰宅後そのまま洗面へ行ける回遊動線と20帖LDK

こんな家族向け:帰宅後の手洗いや家事の行き来を、できるだけ短くしたいご家庭。

帰宅後そのまま洗面へ行けて、家の中をぐるっと一周できる回遊動線を取り入れた4LDK+SSです。延床は37坪(推定)。資料では「ベース間取りとして上位に位置するプラン」と紹介されています。

1階の構成には以下の特徴があります。

  • LDK20帖と洋和室5.2帖
  • 玄関2帖と洗面脱衣3帖
  • WIC

リビングにWICがあるので、急な来客のときも、リビングに出たままのものをすぐにしまえます。この1階のWICについては、通り抜けられる形にして回遊できる範囲を広げる案と、書斎へ変える案の両方が示されています。行き止まりが減るので、洗濯物を抱えたまま人とすれ違い、引き返す場面も少なくなります。

2階は洋室6帖×2、寝室10帖、WIC。寝室10帖は、広さが載っている7件の中では2番目の広さです。

朝の支度と帰宅後の片づけが重なるご家庭に向いています。

L字のスカイバルコニーが魅力の4LDKプラン|キッチンに近い4.5帖の和室と、22帖のLDK

こんな家族向け:洗濯物を扱う場所を、キッチンのそばに持ってきたいご家庭。

キッチンと和室を近づけることで、この4.5帖をランドリースペースとしても使える配置にした4LDKです。延床は38坪(推定)。

1階の構成には以下の特徴があります。

  • LDK22帖と洋和室4.5帖
  • シューズクロークとワイドパントリー
  • 洗面脱衣3帖とWIC

4.5帖は独立した寝室には控えめで、LDKとひと続きで使ったり、洗濯物を広げたりする用途が中心になります。キッチンのそばにあるため、家事をしながら行き来しやすい配置です。洋和室を小上がりにして、腰かけられるようにする案もあります。

2階は洋室2室、寝室、WIC、趣味に使えるスカイバルコニー。この2階の洋室2室をひとつの大部屋にまとめ、子ども部屋を一つにする案が示されています。部屋数そのものを減らす提案は、13件の中でこの1件だけです。

洗濯の動きを短くしたい、小さいうちは子ども部屋を広く使わせたい。そんな希望に向いています。

35坪で便利を詰め込んだ高コスパプラン|LDK隣接の4.5帖と、玄関ホールのWIC・2階の書斎

こんな家族向け:延床は抑えたい、でも収納と書斎は落としたくないご家庭。

延床35坪(推定)は、13件の中でいちばんコンパクトです。玄関ホールにWICがあり、上着も靴もまとめてしまえます。

1階の構成には以下の特徴があります。

  • LDK19.2帖と、LDKに隣接する洋和室4.5帖
  • 玄関1.5帖と洗面脱衣3帖
  • WIC

玄関側に収納があれば、ベビーカーもコートも室内に持ち込まずに済みます。LDKに隣接する4.5帖は、子どもを遊ばせながら夕飯の支度をしたり、洗濯物を広げて畳んだりする場所になります。

2階は洋室5.2帖×2、寝室7帖、2帖のWIC、2帖の書斎。子ども部屋の広さが載っている6件のうち、6帖×2ではないのはこの1件だけです。個室を少し抑えて、書斎と収納へ振り分けた形と言えます。

玄関ホールを縦長にしてWICを土間収納へ変える案、洋和室4.5帖の天井にホスクリーンを付けてランドリールームと兼用にする案もあります。

延床を抑えつつ、玄関の片づけと仕事場所は残したい方に向いています。

在宅ワークも可能な書斎付きの実用的間取り|玄関のお出かけ収納と、2階の3帖書斎

こんな家族向け:靴もコートも玄関で片づけたい、そして仕事に集中できる場所も欲しいご家庭。

玄関に靴やコートを収納できるお出かけクローゼットがあり、2階には3帖の書斎がある4LDK+Sです。延床は37坪(推定)。

1階の構成には以下の特徴があります。

  • LDK20帖と洋和室4.5帖
  • 玄関1.5帖と玄関クローゼット
  • 洗面脱衣3帖とパントリー

LDKは20帖ですが、資料では「ゆとりある設計で数字以上の広さが感じられます」と説明されています。部屋干しセットも備わっています。玄関の収納には、帰宅後すぐに上着や靴をしまえます。

2階は洋室2室、寝室、WIC、3帖の書斎、インナーバルコニー。独立した書斎は、オンライン会議や集中したい作業が多い場合に使いやすいでしょう。リビングクローゼットをなくして、洗面脱衣室を2.5帖のランドリールームへ広げる案もあります。

帰宅時の片づけやすさと、家族から少し離れた仕事場所のどちらも重視したい方に向いています。

家族の居場所と、各自の作業場所を分けたいときの3つの間取り

家族が同じ空間で過ごす時間を長く取りたいのか。夫婦の寝室にゆとりを持たせたいのか。それぞれにこもれる場所が欲しいのか。どこに面積を充てるかで、家族の過ごし方は変わります。

24.5帖の大空間LDK・全室南向きの和モダンプラン|13件でいちばん広いLDKと4.5帖の洋和室

こんな家族向け:家族が集まる場所を、できるだけ広く取りたいご家庭。

LDK24.5帖は13件の中で最も広く、いちばんコンパクトな18帖とは6.5帖の差があります。延床38坪(推定)の4LDK+SSです。

1階の構成には以下の特徴があります。

  • LDK24.5帖と洋和室4.5帖
  • 玄関1.5帖と洗面脱衣3帖

広さをリビングに集めた分、家族が顔を合わせる時間が自然と長くなります。4.5帖の洋和室は、LDKの延長として使いやすい広さです。全室が南向きで、2階には大型のスカイバルコニーがあります。

2階は洋室6帖×2、寝室8帖、WIC。1階のWICを洗面脱衣室からも出入りできるようにする案や、バルコニーを下屋に変える案も示されています。

個室より、家族が集まる場所の広さを優先したい方に向いています。

充実の寝室11帖プラン|PCコーナー付き20帖LDKと6帖洋和室、11帖の寝室

こんな家族向け:夫婦の寝室にゆとりを持たせつつ、在宅ワークの場所はLDKに置きたいご家庭。

在宅の仕事が増えたことを受けて、LDKにPCコーナー、寝室に畳コーナーを足した4LDKです。延床は37坪(推定)。

1階の構成には以下の特徴があります。

  • PCコーナー付きのLDK20帖と洋和室6帖
  • 洗面脱衣2.5帖とパントリー

家族の様子を見ながら短時間の作業をこなすなら、LDKの中の作業場所が向いています。玄関ホール収納と部屋干しセットも備わっています。

2階の寝室は畳コーナーを含めて11帖。主寝室の広さが載っている7件の中では、いちばん広い部屋です。寝室の畳コーナーを小上がりに変える案や、パントリーをなくしてアイランドキッチンにする案も示されています。

夫婦の寝室を広く取り、仕事はリビングの一角で済ませたい方に向いています。

パパ・ママのプライベートルームのある家|LDKのママさんルームと、2階のパパの書斎

こんな家族向け:夫婦それぞれに、こもれる場所を一つずつ用意したいご家庭。

LDKにママの個室、2階にパパの書斎を造作した4LDK+SSです。延床は37坪(推定)。13件の中で、1階と2階の両方に働く場所があるのはこのプランです。

1階の構成には以下の特徴があります。

  • LDK20帖と洋和室4.5帖
  • ママさんルームとパントリー
  • 洗面脱衣3帖

夫婦それぞれに働き方があるなら、1階と2階の2か所に作業場所を取れるかどうかも見ておくと安心です。部屋干しセットも備わっています。

2階は洋室2室、寝室、パパの書斎、WIC。1階の洋和室を広げて老後の寝室にする案があり、面積の配分を変える変更例のひとつになっています。ママさんルームをリビング収納に変える案も示されています。

家族のそばで作業できる場所と、少し離れて集中できる場所のどちらも欲しい方に向いています。

こんな希望があるなら、近いのはこのプラン

1階で優先したいことが決まると、候補を絞り込みやすくなります。気になるプランは、実際の間取り図でも確かめられます。

こんな希望があるなら 近い間取り 理由
1階に独立した和室と、緑を眺めるスペースが欲しい 中庭のある暮らし+独立和室の4LDK 独立洋和室6帖に、中庭スペースとリビングクローゼットが加わる
全部屋の日当たりと、2階の収納量を両立したい 全居室南向き、独立和室のある北玄関プラン 全部屋南向きで独立洋和室6帖、2階にWICが2か所
LDKの開放感を優先しつつ、1階にも6帖を残したい 勾配天井寝室・全居室南向きの北玄関プラン L字型の20帖LDKと6帖洋和室。独立和室への変更例もある
急な来客を、LDKを通さずに通したい L字のLDKと独立和室の家 玄関から直接その部屋へ入れる
子どもに手洗いを促しやすい玄関にしたい 2WAY玄関で帰宅動線のいいお家 玄関からリビングと洗面の両方へ行ける2WAY
1階のもう1部屋の使い道を、決めずに残したい 3つのWICを備えた収納たっぷりの4LDKプラン 13件で唯一の洋室で、「様々な用途で使用できる」と紹介されている
帰宅後の手洗いと家事の行き来を短くしたい 回遊動線とたっぷり収納の家 帰ってそのまま洗面へ行ける回遊動線と、1階のWIC
洗濯物を扱う場所を、キッチンのそばに置きたい L字のスカイバルコニーが魅力の4LDKプラン キッチンに近い4.5帖の和室を、ランドリースペースにも使える
延床を抑えつつ、収納と書斎は残したい 35坪で便利を詰め込んだ高コスパプラン 13件で最もコンパクトな35坪に、玄関のWICと2帖の書斎
靴もコートも玄関で片づけたい 在宅ワークも可能な書斎付きの実用的間取り 玄関のお出かけクローゼットと、2階の3帖書斎
家族が集まる場所を、できるだけ広くしたい 24.5帖の大空間LDK・全室南向きの和モダンプラン 13件で最も広い24.5帖のLDK
夫婦の寝室を広く取り、LDKで在宅ワークもしたい 充実の寝室11帖プラン 畳コーナー込み11帖の寝室と、PCコーナー付きの20帖LDK
夫婦それぞれに、こもれる場所が欲しい パパ・ママのプライベートルームのある家 1階のママさんルームと、2階のパパの書斎

複数の項目に当てはまる場合は、いちばん譲れない条件から順に絞り込んでみてください。

見学や打ち合わせでは、何を確認したい?

確認したいことは、大きく2つあります。ひとつは、プランを決めた後にどこまで変更できるか。もうひとつは、図面だけでは分からない動線や実際の寸法です。

13件の資料には、部屋の用途や広さの配分を変える案が載っています。変更例は、大きく4つに分けられます。ただし、いずれも各プランに対する提案です。気になるプランでも同じ変更ができるかは、個別に聞いてみてください。

用途・広さ・部屋数・つながり方で、変更できる範囲はプランごとに違う

いちばん件数が多いのが、部屋や収納の位置は動かさず、用途だけを入れ替える変更です。

  • 和室をフローリングにして洋室へ
  • 1階のクローゼットを書斎へ
  • 主寝室の畳コーナーを、家族全員の服をまとめて置くクローゼットへ
  • 玄関ホールのクローゼットを、靴のまま入れる土間収納へ
  • 1階の和室を、洗濯物を扱う部屋と兼用に
  • 洋室5帖を、扉のない3帖の畳コーナーへ
  • 洗面脱衣室を2.5帖の洗濯部屋へ
  • LDKの小部屋をリビング収納へ

壁の位置を動かして広さの配分を変える提案も3件あります。1階のリビング収納を2帖へ広げて家族共用のクローゼットにする、主寝室を広げて収納をWICにする、1階の和室を広げて老後の寝室にする、といった例です。総面積を変えなくても、よく使う場所を優先して広げられます。

部屋数自体を変える提案は、13件中2件にとどまります。2階の洋室2部屋をひとつの大部屋にまとめる案と、2階の納戸とクローゼットをまとめて部屋を増やす案です。逆に、1つの部屋を2つに割る提案は見当たりません。部屋の増減は建物の構造に関わるぶん、用途の入れ替えに比べるとできることは限られます。将来的に部屋数を変えたい考えがあるなら、検討中のプランで対応できそうか、早めに聞いておくと安心です。

部屋の広さも数もそのままに、出入口の位置やつながり方だけを変える提案もあります。

  • 1階のクローゼットを通り抜けられるようにして、回れる範囲を広げる
  • 1階のクローゼットを、洗面脱衣室からも出入りできるようにする
  • 独立した和室の壁を引き戸に変えて、リビングとつなげる
  • 6帖の和室を独立させて老後の夫婦の部屋にし、テレビとダイニングの位置も入れ替える
  • 洗面と脱衣室を分ける

「独立した部屋にするか、LDKとつなげるか」を決めきれなくても、扉や壁の位置を変えることで、希望する使い方に近づけられる場合があります。変更の余地が分かると、最初からひとつの形に絞る必要はありません。

図面だけでは分からない点は、相談のときに聞く

気になるプランが見つかったら、記事や図面だけでは分からない部分を、見学や打ち合わせで確かめてください。

確認しておきたいのは次の項目です。

  • 1階のもう1部屋の扉の位置:つながり方が資料に載っていないプランは、独立なのかLDK隣なのかを担当者に聞く
  • 帰宅してから洗面までの動き:間取り図の上で玄関から洗面までを指でなぞり、朝と帰宅後の動きを想像する
  • 収納の受け皿:玄関、LDK、水回りのどこで、コートや日用品、着替えを受け止めたいかを伝える
  • 在宅ワークの場所:LDKの中か、2階の個室か、寝室の一角か。夫婦それぞれに場所が要るかも添える
  • 子ども部屋の実寸:広さの記載がない7件は、学習机とベッドを置いたあとに床が残るかを聞く
  • 変更の可否:資料にある変更例が、検討中のプランでもできるか。変更後の広さや使い勝手もあわせて確認する

資料だけでは分からない項目も、実際の暮らしやすさを左右します。分からない点を質問としてまとめておくと、見学や打ち合わせで具体的に相談できます。

まとめ:1階に置きたい役割を整理し、希望に近い間取りから相談を始めよう

この記事のポイント
  • 4人家族の間取りは3LDK〜4LDK・30〜40坪程度が目安で、比較のスタート地点になる
  • 13件の4LDKは部屋数と坪数が揃っていて、1階のもう1部屋の使い方で分かれる
  • 独立個室、客間や用途の自由度、家事動線と収納、家族の居場所という目的で候補を絞れる
  • 子ども部屋は6帖前後がひとつの基準。収納や在宅ワークは配置で比べる
  • 選んだ後も用途や広さの配分を変えられる余地がある。図面で分からない点は相談で確認する

「3LDK〜4LDK」「30〜40坪程度」という目安だけでは、4人家族の間取りは一つに絞りきれません。

今回並べた13件のように、面積も部屋数もよく似ていて、それでも1階のもう1部屋の役割や収納の置き場所で、暮らし方は変わります。

まず家族で話したいのは、1階のもう1部屋を独立させて使うか、LDKの近くで家族の気配を感じながら使うかです。

方向が決まったら、収納の場所や在宅ワークのスタイルも条件に加えます。間取り一覧から、希望に近い数件を見比べてみてください。

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